うだるような暑さが続く中、車のエアコンMAXで走っていると、ヒッチハイクをしている青年を見つけた。
休日ということもあり停まってみました。
「兵庫までお願いします」
とのこと。
とりあえず車に乗せて、走りながら色々雑談することに。
青年は19歳の大学生だった。千葉を出発して日本一周し、最後に富士山を登ってゴールというかなりパンチのある旅を計画。
すでに約60台を乗り継ぎ北海道の最北端へ行き、ずーっと南下して今京都らしい。
これから鹿児島まで行って折り返し富士山を目指すそう。
「何のために」
なんて野暮な事を聞くのは止めしました。
何かしたくて居ても立っても居られないことって今でもありますし、気持ちはよくわかります。
むしろ羨ましいぐらい。
きっと良い経験になるでしょうし、その後もずーっと話のネタに使えるので今後社会人になって飲み会で重宝しそう。
彼とは次の車が拾いやすい縦貫の手前で連絡先を交換し別れました。
数日後、律儀に「最南端に無事着きました」とメールをもらいました。
日本一周が終わり京都に来ることがあれば、美味しいお店で日本一周の話を肴に酒でも飲みたいもんです。
おわり。
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