編集長の独り言

お辞儀カウンター

仕事柄グルメ内容のブログが多くなると思います。ご覧になる方もそれを求めているような気もしています。

ということで、今回はカウンターにまつわるお話。

飲食店のカウンターで、椅子が高すぎて凄く食べにくい時ありませんか?

料理との距離があるので、どうしても頭を下げて食べてしまう。カウンターを見渡すと、みんな口に運ぶ度に頭を下げている。この姿がお辞儀しているように見えるので、こういう椅子とカウンターの高さが合ってないものを勝手に「お辞儀カウンター」と呼んでいます。

お客さんがカウンター内の店主にぺこぺこ頭下げてるみたいで「逆やん」とか思ってしまいます。

お箸で口元に持ってきやすい料理ならまだ良いですが、ラーメンなどの麺類はかなり頭を下げて食べる必要があります。なかなかしんどいです。

でもなぜこんな初歩的なことをミスしてしまうお店があるのか?もしかしたら店主の脚が長過ぎるせい?居心地を悪くして回転率を上げたいのか?

以前私が鮨店の開業プロデュースをした時には、とにかくカウンターの座り心地にこだわりました。結局合う高さの椅子が無かったため、買った椅子の脚を5センチカットしてもらったぐらいです。

おそらくほとんどのお店はされているであろうこの気遣いができてないお店は正直微妙なところが多いです。

私の経験上、良いお店がどうかを見極めるポイントの一つとして、このカウンターの座り心地というのは結構参考になります。

ついつい長居したくなるカウンターで、だらだら酒を飲んでいたいもんです。

おわり。

 

 

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